鈴木です。
金曜日に「海外人材との協働を考える」をテーマにした大学主催のセミナーに参加しました。

そのなかで、最も印象に残った言葉は、
「他人のことを考えると、悩みがなくなる」

確かに、悩みを持っている人は、
自分とか、自分の会社とか、内側に目が向きすぎている感じがします。

自分がどう思われているか?
自分は役に立っているか?
自分の会社は、なぜ業績が伸びないのか?

自分のことを考え、自分自身に何か働きかけをすることは、
もちろん大切なプロセスの一つですが、
そのやり方で上手くいかないときは、
視野を広げて、他人のことを考えるといいですよという教えです。

相手は、どうしてほしいと願っているのか?
目の前の人は、何に喜んだのか?笑顔にするには何をすればよいか?
お客様の満足度を上げるには、何に取り組めばいいか?

セミナー後の交流会では、
難民の人の世話をすることで、自分の悩みがなくなった体験談を聞けました。

悩みは相対的なもので、他人の苦労に想いを馳せると、
自分の悩みなんて、ちっぽけだと分かって、
前に進むことができるということはありますよね。

その感覚を、自分のなかでタイムリーに使いこなすスキルを身につけることができれば、
無駄に悩むことがかなり減らせるように思います。